車いすアルティメットって どんなスポーツ?
アルティメットとは、フライングディスクをパスでつなぎ、相手のエンドゾーンでキャッチすると得点になるチームスポーツです。バスケットボールやアメリカンフットボールの要素を組み合わせた、世界中で親しまれている競技です。
車いすアルティメットは、その名の通り車いすに乗ってプレーするバリエーション。体育館のバスケットコートを使い、4人制で行います。最大の特長は、障がいのある選手とない選手が同じチームで、同じルールで競い合えること。
車いすはバスケット用などの競技用車いすを使用。競技用車いすは安定性が高く、すばやい方向転換が可能です。大会や体験会では貸出しもあるため、車いすをお持ちでない方もすぐに参加できます。
車いすアルティメットは「誰もが同じ場所でプレーできる」という理念のもとで設計されています。年齢・性別・障がいの有無にかかわらず参加できるため、福祉・教育・地域交流の場としても注目されています。
国際フライングディスク連盟(WFDF)が公式競技として認定。2023年にWFDF 第1回世界車いすアルティメット選手権大会がイタリアで開催されるなど、国際的な競技として急速に発展しています。
・WFDF2023世界車いすアルティメット選手権大会 日本選手団特設ページ | JFDA
歴史と広がり
4年ほど試行錯誤をくり返し横浜から始まる。
『フライングディスクをやってみようーアルティメットの基礎と応用』(著:James Studarus、監修:日本フライングディスク協会、監訳:師岡文男、訳:長澤純一)のChapter8 いろんなアルティメットにて紹介される
第6回あいち障害者フライングディスク競技大会で車いすアルティメットのデモンストレーションゲームが行われる。
アルティメットの障がい者版として、欧米を中心に実験的な試合が行われ始め、ルールの草案が作られていく。
国際フライングディスク連盟(WFDF)が「Wheelchair Ultimate」の公式ルール(Book 1)を発行。国際的な競技として位置づけられる。
競技の普及に合わせてルールが改訂。より多くの選手が参加しやすい形に整えられる。
イタリアで2023年にWFDF2023第1回世界車いすアルティメット選手権が開催。WFDF技術規則 v1.1 が発行される。
リトアニアで2025年にWFDF第2回世界車いすアルティメット選手権が開催。
日本代表チームは2位に入賞。
熊本県水俣市で「第1回全国車いすアルティメット大会」が開催。日本での競技普及に向けた大きな一歩。
参考資料:車いすアルティメット(wikipedia)
日本では、フライングディスク競技の普及団体や地域のスポーツクラブを中心に体験会・練習会が行われています。
熊本県では有限会社ディスクスポーツを中心に継続的な活動が続けられており、2024年から定期的な体験会が開催されるようになりました。
2026年には全国から選手が集まる初の全国大会が実現。日本における車いすアルティメットの発展に向けて、仲間の輪が広がっています。
- ✔審判不要のセルフジャッジ制
- ✔障がいの有無を問わず同じフィールドに立てる
- ✔非接触スポーツで安全性が高い
- ✔チームワークと戦略が問われる奥深さ
- ✔初心者でもすぐに楽しめるシンプルなルール
競技ルール・ゲームの流れ
🏟コート・形式
体育館のバスケットコートを使用。4人制のチームで対戦します。
🎯得点方法
相手エンドゾーン内でチームメイトのパスをキャッチすると1点。先に規定点数を取ったチームが勝利。
🌟スピリット
審判を置かないセルフジャッジ制。「アルティメットの精神(Spirit of the Game)」でフェアプレーを徹底します。
コートレイアウト(バスケットコート)
止まってパス
ディスクをキャッチしたら直ちに止まってパスを出す。手渡しや走りながらのパスは反則。
非接触ルール
故意の身体接触・車いすの衝突は反則。安全を最優先に、接触を避けてプレーする。
ターンオーバー(攻守交替)
インターセプト・ドロップ・アウトオブバウンズ等が発生すると攻守交替。失点のリスクが生まれる緊張感がある。
メンバー交代
交代が認められるのは得点時・負傷時のみ。チーム全員で戦略的なローテーションが求められる。
ストールカウント
ディスクを持ってから一定時間内にパスを出さなければならない。相手がカウントを行う。
活動記録・体験会の様子
熊本県を中心に、定期的な体験会・練習会を開催してきました。初めての方でも安心して参加できるよう、競技用車いすの貸出しやルール説明を丁寧に行っています。
参加者は障がいのある方・ない方、子どもから大人まで様々。ひとたびディスクが空中に飛び交えば、みんなが同じ「選手」として盛り上がります。
活動の様子は Facebook アルバムからご覧いただけます。
一緒にプレーしませんか?
「車いすに乗ったことがない」「フライングディスクを投げたことがない」
それで大丈夫!
体験会では初心者向けの丁寧なサポートをご用意しています。
車いすユーザー
あなたの経験・体力に合わせてプレーできます。競技としても楽しめる!
健常者・支援者
競技用車いすを借りて一緒にコートへ。新感覚のスポーツを体験しよう。
家族・友達
家族や友達と一緒に楽しめます。
